携帯電話



ヴヴヴヴヴヴ



「…はい、」

『あ、獄寺?俺だけど』

「んだよ。何か用か」

『や、今何処?』

「今?10代目のお宅だけど」

『えっ何で!?今日約束なんてしてたか?』

「別にしてねぇけど一緒に帰ったら寄ってってって言って下さったんだよ。おまえこそいきなり電話してきて何か用事なんじゃねぇの?」

『あっそうそう、親父が今朝いいマグロ仕入れたから夕飯に出してくれるって言っててさ。獄寺マグロ好きだろ?』

「…まぁ、嫌いじゃねぇ」

『獄寺くん来るならマグロ多めに取っとくからって言ってたんだけどっていうか獄寺いつの間に親父と仲良くなってんの』

「…何でそこで怒ってんだテメェ。まぁ、親父さんがそう言うなら行く」

『…これ親父に嫉妬するとこ?』

「アホか。おまえ今何処だよ?」

『あ、今部活終わったトコ。これから帰るよ』

「じゃあ20分てとこか。そんくらいにおまえんち行く」

『あっ待って!迎えに行くから!』

「は?何で」

『だってごくでらと一緒に帰りたいじゃん?』

「っ…一緒に帰るのなんてそんな珍しくもねぇだろっ」

『まーまー。だからもちっと待っててくれよな!すぐ行くから(^-^)』

「………早く来いよ」

『もちろん!!』










*携帯電話で妄想。
(2007.7.26)